ときめきメモリアル収蔵品7:ゲームファンドときめきメモリアル非売品テレカ(あぶく銭の使い道)
「ゲームファンドときめきメモリアル」といえば、平成12年(2000年)11月に実施された「ときめきメモリアル3」を製作する際に募集が行われた投資の一種です。「初代」と「2」のヒロイン二人を使用したイラストは非常によくできたもので、当初からこのイラストを使用した非売品テレカのプレゼントがあるという告知もされていたはずですから、見逃すわけにはいきません。当時の筆者は経済的な余裕が全くなかったものの、非常に苦労して資金を用立て参加した記憶があります。
結局プレゼントには当選しなかったので、テレカは平成17年(2005年)9月頃、オークションで落札して入手しました。これも相当値は張りましたが、思い切ることができたのには理由があります。
筆者はかつて近鉄バファローズのファンでした。10年近くファンクラブにも入っていたくらいです。元々貧乏性なので、当時ファンクラブから送られてきたチラシや、グッズを購入するために取り寄せたカタログなど一切捨てずに保管していましたが、球団合併により消滅してからは、ただ捨てるにも惜しいし、本物のファンの人が持っているほうがいいだろうと思って、何気なくネットオークションに出品してみました。すると信じられないような価格での入札が相次ぎ、結局ファンクラブ会費として支払った総額をはるかに超える金額で落札されました。正直気味が悪かったです。これはバクチで勝ったのと同じあぶく銭と認識して、それなら物に替えてしまおう…ということで入手したのがこのテレカというわけです。
どうやら近鉄バファローズのグッズは高く売れるらしい、と味をしめた筆者はその後、残っていた品物をいくつか出品し、また信じられないような価格で落札されたので、また貴重なグッズへ投資して物に替えたのでした。今回は品物そのものというより、そこに付随する出来事が面白くて鮮烈だったのでこんな記録をしてみました。ゲームファンドに関しては後日改めて取り上げてみたい話題です。
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