「中国王朝の至宝」展に行ってきました
6/15(土)、名古屋市博物館で開催されていた「中国王朝の至宝」展を観に行ってきました。日中国交正常化40周年を記念した特別展だそうです。筆者は昔から日本史大好きですが、高校生の時分に三国志にハマってからは中国の歴史も結構興味があって、こういう催し物が近場で行われる場合は何度か足を運んでいます。ですから大分前から楽しみにしていました。
今回の目玉は、近年四川省で発見され研究が進んでいるという、いわゆる黄河文明とは別系統の遺跡から出土したものや、時代は下って宋の時代の遺跡から発掘されたきらびやかな仏塔の展示でした。その他にも日本でいうところの国宝にあたるらしい「一級文物」と表示されているものが多数あって、相当選び抜かれたものばかりが展示されているようです。
いつも感じることですが、別に本やテレビやインターネットで観てもいいんだけれども、やはり本物を眼で観るのは格別です。今後もできる限りそういう機会は逃さずたくさんの本物を眼にしたいものです。また、日中関係が良好とはいえないこの時期において、少しも手を抜かずに惜しげもなく最高のものを展示して下さった中国の方々には率直に感謝したいと思います。日本の中国に対する感情はともかく、日本人は中国からもたらされた文化に関しては一定の敬意を持っているはずです。起源を主張したりしませんからね。
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